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古来日本でつくられていた乳製品・醐味(だいご)をつくった中西牧場の中西さん。
日本には、“醍醐味(だいごみ)”という言葉があります。
醍醐味とは、「本当の面白さ」や「真髄」をあらわす言葉として使われます。また、最上級の味のことを意味したりもします。
その昔、日本の奈良・平安時代にかけて、醍醐(だいご)という食べ物がありました。
「醍醐」と呼ばれていた食べ物とは、いったい何だったのでしょうか。その当時、高級な食べ物で、滋養のお薬としても使われていました。
当時、「醍醐」と呼ばれていた食べ物、それは、牛乳から作られた「黄金色をしたミルクオイル」のことだったんです。
この醍醐と呼ばれていたミルクオイルは、奈良・平安時代には作られていましたが、時が経つにつれて、誰も作らなくなりました。そして、醍醐の事を知る人は、今では誰もいなくなってしまったんです・・・。
さて、話は、ちょっと変わって、日本の酪農は、大変な時期を向かえています。牛乳を飲む人が少なくなって、今では、牛乳は、ミネラルウォーターよりも安くなってしまいました。
日本に酪農が普及した当時、牛乳の生産は、お米の生産と同じように、生産調整をすることになります。市場で牛乳が余ってしまうので、国が牛乳を出荷できる量を決めていたのです。しかし、牛のお乳は、止めることができないので、牛乳が沢山余ってしまうのでした。
都城市山之口町で牧場をされている中西さんは、生産調整をしている当時、毎日200~300kgの牛乳を処分していました。酪農家にしてみれば、丹念こめて育てた牛から絞った牛乳を捨てる事になるのは、とても辛いことだったと思います。
酪農家の皆さんは、当時、ストライキをしたり、市役所の前に一週間も座ったりしました。
中西さんも同じように、生産調整に苦しんでいて、捨てている牛乳を、無駄にしないで何とか利用できる方法はないものかと考えました。
そして、奈良時代に、醍醐という牛乳からつくった食べ物があることを知りました。東京から文献をとりよせ、醍醐の研究をして、つくることを決意します。
しかし、今では醍醐のことは誰も知らないですし、もちろん絵で残っているわけでもありません。醍醐について残されていたのは、「医心方」という書物に書かれている作り方のみです。作り始めた当初、まったく醍醐がどんなものなのか検討がつきませんでした。
醍醐は、もともと仏教の言葉です。仏教は、チベット、そしてインドを発祥の地としています。そして、醍醐に似た食べ物がチベットやインドにもあるのでした。
チベットのそれは、遊牧民の間では、シャルトスと呼ばれています。
中西さんご夫婦は、チベットまで出かけて、醍醐が何かを調べました。これまでにチベットに4度出向き、醍醐のもとになっているシャルトスの作り方を教えてもらいました。
また、帯広畜産大学畜産学部の有賀教授に相談もして、醍醐についてどのようなものなのかを調べました。
そして、8年かけて、醍醐が出来上がりました。
醍醐は、見た目は黄金色をしたバターオイルのようです。50kgの牛乳から250ccしか作ることができません。醍醐には、牛乳の30~40倍ものビタミンE(α-トコフェノール)が含まれている事がわかっています。
こうして中西さんは、自分の力で誰にも真似できない醍醐をつくりあげ、日本古来の食べ物を蘇らせたのでした。
さて、古来の乳製品には、製造過程で五段階の食べ物に分けられていました。
乳 ⇒ 酪 ⇒ 生蘇 ⇒ 熟蘇 ⇒ 醍醐 です。
醍醐は、この五段階の最後の最高級の食べ物でした。
醍醐に前に、熟蘇という食べ物がありますが、中西さんは、これを「甘乳蘇」と名づけて、商品にされています。
蘇(そ)は、絞りたての牛乳を焦げつかないように、7~8時間、煮詰めて水分を飛ばしたもので、牛乳の栄養が凝縮されています。小さく切って、口に入れると、香ばしさとまろやかな牛乳の甘みがほんのりと広がります。
「甘乳蘇(かんにゅうそ)」
ということで、感動した話だったので、レポートにまとめまてみました。
(「醍醐」も「甘乳蘇」も中西牧場でご購入いただけます。2010年7月20日現在)
インタビュー・取材一覧
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