演劇談義, ＭＪ, 都城総合文化ホール, 無頼の女房, 佐藤B作, 井之上隆志, 中島淳彦

　

　

　今回も、ＭＪの松原さん『無頼の女房』についてお話を聞いてきました。

　作と演出を日南出身の中島淳彦さんがされていますね。

　「中島淳彦さんは、たぶん今、日本で一番忙しい人。
　ニュースゼロのカルチャーで取り上げられて、第二の三谷幸喜と言われています。」

　どのような脚本を書かれますか。

　「基本的には、喜劇作家で、昭和時代の人情劇を得意としています。」

　「そして、井之上隆志さんが都城出身です。確か、姫城中学出身だったと思います。
　　カクスコという劇団にいらしていました。東京にシアタートップスという劇場があって、ここはオーナーに認められたとこじゃないと上演できないんですが、カクスコは、そこの常連だったんです。クオリティが高くて、お客さんも入りました。解散するときは、シアタートップスで３ヶ月間のロングランで惜しまれて解散しました。」

　「井之上隆志さんといえば、今はもう『渡る世間は鬼ばかり』のおやじバンドでドラムを叩いている人と言えばわかる人もいるかもしれません。」

　「あと、佐藤B作さんが、主宰していて、あめくみちこさん、市川勇さん、石井愃一さん、山口良一さん、他にも沢山有名な方が出演されます。」

　東京ヴォードヴィルショーという劇団ですね。

　「ヴォードヴィルは、『軽い喜劇』という意味らしいです。三谷幸喜さんが作品を提供することが多かったんですよ。」

　それでは最後に、内容について教えて下さい。

　「昭和時代に酒と女にまみれた小説家、坂口安吾をモデルにした激しく切ない男と女の愛の物語です。本当にお勧めです。是非楽しんでください。」

　

　

　『無頼の女房』　東京ヴォードヴィルショー
　２０１０年４月２５日
　開場14:30　開演15:00
　都城市総合文化ホール

　

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