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南九州大学, 人間発達学部, 宮崎県, 都城市
講演会レポート 南九州大学長友教授「教えるということ」 仏教の師と弟子
南九州大学では、教育講演会を開催しています。本日が9回目です。
今回のテーマは、「教えるということ」
講演をされた長友教授は、東北大学を卒業されて、住職でもあります。
専門は、インド哲学、仏教哲学です。
仏教の立場からみた「教えるということはどういうことか」がテーマでした。
大変面白いお話で、学ぶところも沢山あるので、レポートします。
さて、仏教には、古くから説話というものがあります。説話とは、一般の人たちに、わかり易く仏教を理解してもらうための物語です。昔は、この説話を説いて、人々に仏教を広めていきました。
その説話にでてくる「殺人鬼ガンダルヴァ」と「阿羅漢(アラカン)トクハン」のお話を聞かせていただきました。
『 仏陀と殺人鬼ガンダルヴァ』
仏教徒として熱心に学んでいたガンダルヴァ。しかし、師の若い妻との関係を誤解され、師は嫉妬し、ガンダルヴァに怒ります。
師は、ガンダルヴァに百人を殺し、その指を集めてくるようにという行を命じます。
ガンダルヴァは、師の言葉を信じ、人を殺し始めます。やがて、村に殺人鬼の噂が広がり、ガンダルヴァは峠で旅人を襲うようになりました。
ようやく九十九人の指を切り取り、首に下げて、ついにあと一人というところまできました。
この話を聞いた、仏陀は、ガンダルヴァのいる峠に出向きます。
ガンダルヴァは、あと一人で成就すると思い仏陀に襲い掛かりますが、仏陀はその攻撃をひらりひらりとかわし続けました。
ガンダルヴァは、仏陀に「なぜおまえには刃が届かぬのか」ときくと、仏陀は「それはおまえの心に迷いがあるからだ」と答えました。
そこでガンダルヴァははっと気づき、自らの過ちに気づき、仏陀の弟子になることを誓いました。
ガンダルヴァは修行僧となり、村にでて托鉢(たくはつ・サンスクリット)をしますが、村人から当然ながら恨まれ、石を投げられたり、棒で叩かれたりします。ガンダルヴァは、血だらけで、食べ物ももらえずに仏陀のもとへ帰る日が何日も続きました。
ついに堪えかねたガンダルヴァは、仏陀に「師よ。我は悔い改め、もはやかつての殺人鬼ではない。なのに何故このような目にあわねばならないのですか」と聞きます。仏陀は、「それでも耐えよ。
ガンダルヴァよ。おまえは、死後、無間地獄に落ちる身である。しかし、今の苦しみに耐え抜いたとき、おまえはその業(カルマ)から逃れられるだろう。」と厳しくいいます。
ガンダルヴァは、仏陀の厳しい命をきき、次の日も次の日も村に通い、托鉢を続けました。
そして、次第に、無傷で帰ってくる日が増えていきました。そして、ついに、戸口に立ち、経文を唱えるガンダルヴァの鉢に幾ばくかの食べ物が入れられたのです。
『 阿羅漢(アラカン)トクハン』
阿羅漢(アラカン)とは、悟りを開いた人のことをいいます。
トクハンは、庶民の出で、物覚えの悪い中年の男でした。トクハンは、お経の一節すら覚えられず、仏陀は八百人の修行者をトクハンの教育に当たらせましたが、何の効果もありませんでした。
町の人は、トクハンの頭の悪さを笑いました。
仏陀は、自ら出向いて、懇切丁寧に、繰り返し繰り返し、噛んでふくめるように、トクハンにお経の一節を教えました。
そして、トクハンはついに一節を覚えます。
仏陀はいいました。「おまえがようやく憶えたこのお経は、町の幼児でも知っているようなものだが、これを完璧に実践できたものはほとんどいない。お経のままに実践すれば必ずや悟りを開くであろう。」
トクハンが憶えた一節とは、「殺生をしない」というものでした。
トクハンは、この一節を完璧に実践し、やがて悟りを開きます。
しかし、トクハンが悟りを開いたことを知ることができるのは仏陀ただ一人。修行者たちも町の人もトクハンを軽く見ていました。
そこで仏陀は、トクハンにみんなの前で説教をさせました。トクハンのすばらしい話しぶりに、修行者たちは静まり返り、話に聞き入り、トクハンを阿羅漢と認めました。
しかし、町の人はまだトクハンを笑いました。そこで、仏陀はトクハンを宮廷に連れて行き、王がトクハンが阿羅漢であることを認めたことが広まり、町の人も誰もトクハンを笑うものはいなくなりました。
仏陀は、ガンダルヴァには厳しく接し、トクハンには優しく接しました。
この師という立場で、弟子に時には厳しく、時には優しく、弟子の成長に付き合うということ、その重要性が言われていたのではないかと思いました。
南九州大学では、一般公開の講演会やセミナーが定期的に開催されています。ためになる話が沢山ありますので、是非ご視聴にこられて下さい。
お問い合わせは、南九州大学まで。
・南九州大学オフィシャルサイト
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