酸化と還元
1.酸化銅の粉末に水素を混ぜながら加熱した。
(1) このときの化学反応式を書きなさい。
CuO + H2 → Cu + H2O
(2) この実験のように酸化物から酸素を取り除く反応を何というか。
還元
(3) 水素と同じように酸化物から酸素を奪う働きのある物質を化学式でかきなさい。
C
2.酸化銅の粉末12.0gに炭素の粉0.9gをまぜて十分に加熱したら、赤褐色の物質だけが残りその質量は9.6gだった。
(1) この赤褐色の物質は何か。
銅
(2) この実験で気体が発生した。その気体の化学式と発生した質量を書きなさい。
CO2 3.3g
(3) 次に酸化銅を20.0gと炭素4.0gを混ぜて同じ実験をした。
① 赤褐色の物質は何gできるか。
16.0g
② 気体は何g発生するか。
5.5g
③ 反応せずに残った物質は何か。また、その残った物質の質量は何gか。
炭素 2.5g
3.次の2つの実験について下の問に答えよ。
実験Ⅰ 4.0gの銅を完全に酸化させると5.0gの酸化銅になった。
実験Ⅱ 40.0gの酸化銅に3.0gの炭素を混ぜて加熱したら完全に還元して銅と二酸化炭素になった。
(1) 実験Ⅱの化学反応式を書きなさい。
2CuO + C → 2Cu + CO2
(2) 実験Ⅱで、できた銅の質量と発生した二酸化炭素の質量を求めなさい。
銅32.0g 二酸化炭素11.0g
(3) 炭素原子1個と酸素原子1個の質量比を求めよ。
3:4
(4) 200.0gの酸化銅に10.0gの炭素を混ぜて加熱したが実験に失敗し、酸化銅も炭素も完全に使われないまま反応が途中で終わってしまった。発生した二酸化炭素は22.0gだった。このときできた銅の質量を求めよ。
64.0g