都城市, 大豆, ダイズ, 植物の力

　日本は、古来から自然が豊かで、私たちの住むすぐ近くには山があり、川があり、海があり、おそらく食べ物には、それほど困らなかったことでしょう。日本人は、ずっと以前から、山の恵み、川の恵み、海の恵みを享受してきました。

　自然を身近に感じ、自然と共に生きてきたので、食べる前には「いただきます」と言って生命に感謝して食事をしてきました。食べ物を粗末にすることは、生命を粗末にすること。「もったいない」という言葉には、生命への感謝と尊敬の気持ちがこめられています。

　今では日本は、経済大国になり、食料の多くを輸入するようになりました。いつしか、山菜や川魚を食べることが少なくなりました。日本人の食べるものは随分変わってきました。

　日本の大豆の自給率は、精油用・食品用を合わせた全体では約５％、食品用に限った場合だと約２０％です。大切なものは失ってからわかるもの？　日本は大豆のほとんどを輸入するようになりました。大豆の力を見くびっていたのかもしれません。

　お豆を大事にする国は、繁栄するに違いない。だって、お豆は生命の源ですから。お豆は、いうまでも種子です。生命が誕生する場所であり、生命が成長していく場所です。お豆には、とても素晴らしい力がやどっています。お豆を食べると、生命力がみなぎってくるでしょう？　お豆を大切にする国であって欲しいと思います。

　大豆は植物なので健康にも美容にもいいのは、周知のとおりですね。体の中をキレイにして、丈夫にしてくれます。しかし大豆の品質も様々なので有機JASマークを取得した大豆製品がお勧めです。

　農家の皆さんが大豆を生産できるようになるといいですね。私たちがお豆を食べるようになると、農家の皆さんがお豆の生産ができるようになります。そうなると、お豆はもっと安くなって身近なものになることでしょう。

大豆の上手な食べ方？
　豆腐はもちろんのこと、お豆の料理は沢山ありますね。簡単な方法だと、豆乳をコーヒーや紅茶に入れて飲んでみるというのはいかがでしょう。最近では、スーパーに有機大豆を使った豆乳が売っています。まろやかになって、とても美味しくなりますよ～。大豆を身近に感じて下さいね。