レオナルド,ディカプリオ,The 11th Hour,環境保護,地球温暖化

「The 11th Hour」は、 レオナルド・ディカプリオが製作・脚本・ナレーションを手がけた環境保護をテーマにしたドキュメンタリー映画だ。ゴルバチョフ元ソビエト連邦大統領や物理学者スティーヴン・ホーキング博士、ケニヤのノーベル平和文学賞受賞者ワンガリ・マータイさんら、総勢５４人に、インタビューをしていく形式になっている。

　日本では、洞爺湖サミット直前の2008年6月17日を皮切りに、日本で初めての上映会が行われた。この上映会は、環境をテーマにした投資信託を数々運用しているドイチェ・アセット・マネジメント株式会社がスポンサーをすることで実現した。

　The 11th Hour　は、「差し迫った」という意味。映画では、レオナルド・ディカプリオと54人の専門家が、それぞれの見地から冷静に人類滅亡のシナリオを語っていく。

　ディカプリオは熱心な環境保護活動家であることも知られている。普段からハイブリッドカーに乗り、アカデミー賞の授賞式には日本製のハイブリッドカーで乗り付けるというパフォーマンスぶりだったが、ついに環境ドキュメンタリー『THE 11TH HOUR』を自身でプロデュースした。

　ライラ・コナーズ監督は、次のように言っている。「今回インタビューを受けた全員が人類は滅ぶと考えていたことにショックだった。 だから、人々の考え方を変えなくてはいけないと強く感じだ。」と。

　2009年2月15日に閉幕した第59回ベルリン国際映画祭で、レオナルド・ディカプリオは国際グリーン映画賞（International Green Film Award）を受賞した。帰国したディカプリオは13日にニューヨークで目撃されたが、このときの彼の移動手段は自動車ではなく自転車だった。親友のルーカス・ハースとヘルメット着用で自在に街中を動き回っていた。